使える!ビジネス文書・文例集

商取引上のトラブル

類似商号ではないとの回答をする場合
        回答書


 貴社からの平成○年○月○日付通告書を受
領致しました。
 貴社の商号である「○○販売株式会社」と
当方が使用する商号である「日本○○販売」
とが類似しているとのご主張ですが、この「日
本○○販売」なる商号は、呼称上「○○販売
株式会社」という商号とは明らかに異なって
おり、一般人において両者の営業を誤認混
同する恐れはないものと考えます。また、当
社には不正の目的は一切ありません。
 従いまして、貴社の主張には理由がありま
せんので、貴社のご請求には応じかねます。
 以上、ご理解下さいますよう、よろしくお
願い致します。


 平成○年○月□日
     東京都□区□町□丁目□番□号
         日本○○販売株式会社
       代表取締役 □□□□ 印
東京都○区○町○丁目○番○号
○○販売株式会社
代表取締役 ○○○○殿


著者
北河 隆之(弁護士)