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商取引・委任・請負等に関する契約書
機械売買契約書(2)
収入印紙
不要
機械売買契約書
○○機械株式会社(以下「甲」という)と××工業株式会社(以下「乙」という)は、甲が所有する別紙目録記載の機械(以下「本件機械」という)の売買に関し、次のとおり契約を締結する。
第1条 (目的)甲は、乙に対して、本件機械を売り渡し、乙はこれを買い受ける。
第2条 (機械の引渡)甲は、平成○年○月○日限り、乙の○○工場に本件機械を搬入の上据え付け、試運転をした上で、乙から第3条第2号の残代金の全額の支払いを受けるのと引き換えに、本件機械を乙に引き渡すものとする。
第3条 (売買代金)本件機械の売買代金は、据え付け工事費を含み、総額金○○円とし、乙は甲に対し次のとおり支払う。
(1)本契約締結と同時に手付金として金○○円
(2)前条の機械の引渡と引き換えに残額金○円
第4条 (所有権の移転時期)本件機械の所有権は、前条の代金完済の時に甲から乙に移転する。
第5条 (保証)甲は、乙に対して,本件機械が仕様書記載の品質・性能を有することを保証し、第2条の本件機械の引渡の日から1年間、無償にて保守および修理を行う。ただし、乙の操作の誤りにもとづく故障については、甲は乙に対し修理等の実費を請求することができる。
2 本件機械が仕様書記載の品質・性能を著しく欠き、または故障が頻発する等乙の業務に支障あるときは、乙は、甲に対し、本契約を直ちに解除し、すでに支払った代金の返還およびこれによる損害の賠償を請求することができる。
第6条 (危険負担)本件機械が、第2条の引渡の完了前に甲の責めに帰すべからざる事由によって滅失または毀損したときは、甲の代金債権は、機械滅失の場合には当然に消滅し、機械の一部毀損の場合には、毀損の割合に応じて減額するものとする。
第7条 (協議)本契約に定めのない事項および疑義が生じた事項については、甲乙協議の上、決定する。
以上本契約の成立を証するため本書2通を作成し、甲乙記名捺印の上各1通を保有する。
平成○年○月○日東京都○○区○○町○丁目○番○号
(甲) ○○機械株式会社
代表取締役 ○○○○ 印
東京都○○区○○町○丁目○番○号
(乙) ××工業株式会社
代表取締役 ○○○○ 印
著者
北河 隆之(弁護士)