ビジネスわかったランド (経理)

本支店、工場の経理

支店決算の効率的な進め方は
 支店分散型の経理の場合は、役割分担が曖昧になりやすい。そこで、本社と支店の役割を明確に区分したうえで支店決算処理マニュアルを作成し、それに従って決算作業を進める。

支店決算のポイント
企業は、年度ごとの営業成績や財務状況を明らかにするため決算を行なう。
本支店会計制度を導入している場合は、それぞれの貸借対照表・損益計算書を合併することで、全社の決算ができあがる。したがって、支店は、決算の実施の単位を形成することになる。
しかし、支店分散型の経理の場合は、役割分担が曖昧になりやすく、次のような考え方に基づき「支店決算処理マニュアル」を定め、決算作業に対応する。


効率的な進め方
支店決算を効率的に進める手順を示すと次のとおり。


著者
近藤 仁(元オムロン株式会社参与)
2013年4月末現在の法令等に基づいています。