ビジネスわかったランド (ビジネスマナー)

文章を「分かりやすく伝える」テクニック

[読点の打ち方] 「原因」と「結果」、「理由」と「結論」の間に
原因と結果、理由と結論からなる文章は、とても多く見られます。その間に読点を打つと、文章の構造が一目で分かります。

色の文章は改善案>

  • みんな自分が生きているうちは平気だと考えているから環境問題に積極的に取り組もうとしません。
  • みんな「自分が生きているうちは平気だ」と考えているから、環境問題に積極的に取り組もうとしません。
  • せっかく新しい所で生活を始めるのだから休日にはウォーキングを楽しんでその土地に親しみたい。
  • せっかく新しい所で生活を始めるのだから、休日にはウォーキングを楽しんでその土地に親しみたい。
  • ゆっくりしたペースで登るようにしたので最後までスタミナが切れなかった。
  • ゆっくりしたペースで登るようにしたので、最後までスタミナが切れなかった。
  • デジカメを使い慣れたので写真を好みの明るさやトリミングでプリントすることが容易になった。
  • デジカメを使い慣れたので、写真を好みの明るさやトリミングでプリントすることが容易になった。
  • インターネットの普及と配送網の発達により欲しい商品を自宅で簡単に注文できるようになった。
  • インターネットの普及と配送網の発達により、欲しい商品を自宅で簡単に注文できるようになった。
  • 外国に留学し語学学校に入った日本人は引っ込み思案で話さないので最下級のクラスに入れられることが多いそうです。
  • 外国に留学し語学学校に入った日本人は、引っ込み思案で話さないので、最下級のクラスに入れられることが多いそうです。
ここではまず、長めの主語の後に読点を打ちました。次に、理由の説明の後に打ちました。