ビジネスわかったランド (ビジネスマナー)
恥をかかない「敬語」のルール
上司を肩書で呼ぶときに「さん」はいらない
「課長、そろそろ○○商事のかたがお見えになる時間ですが……」
「そうだな、では部長にも連絡しておいてくれ」
最近は社内で呼び合うとき、肩書のある人でもそれをつけずに「○○さん」と苗字を呼ぶことが多くなりましたが、まだ会社によっては「主任」あるいは「課長」などと肩書をつけて呼ぶところもあります。
ここで問題になるのが、肩書きだけでいいのか、「さん」を加えるのか、ということです。
原則を言えば、肩書きがつけばこれだけで敬称なので、わざわざ「さん」をつける必要はありません。
したがって、「長」がつかなくても、役職名の「専務」「常務」「調査役」「代理」「補佐」などもすべて「さん」は不要なのです。
しかし、現実には「専務」「常務」と呼ぶことはできても、「代理」「補佐」など、そのまま呼ぶにはなじみにくいものもあります。
したがって、「代理」や「補佐」については、「○○部長代理」「○○課長補佐」などとは言わず、単に苗字を呼ぶようにしているところが多いようです。
ところで、某金融機関では支店長以上には肩書きにさんをつけ「支店長さん」と呼ぶのが社風となっています。社風であれば、社内で言うのはかまいませんが、うっかりお客様はじめ他社のかたの前で「私どもの支店長さんが……」と言ってしまうことのないよう、気をつけたいものです。
白沢節子
「そうだな、では部長にも連絡しておいてくれ」
最近は社内で呼び合うとき、肩書のある人でもそれをつけずに「○○さん」と苗字を呼ぶことが多くなりましたが、まだ会社によっては「主任」あるいは「課長」などと肩書をつけて呼ぶところもあります。
ここで問題になるのが、肩書きだけでいいのか、「さん」を加えるのか、ということです。
原則を言えば、肩書きがつけばこれだけで敬称なので、わざわざ「さん」をつける必要はありません。
したがって、「長」がつかなくても、役職名の「専務」「常務」「調査役」「代理」「補佐」などもすべて「さん」は不要なのです。
しかし、現実には「専務」「常務」と呼ぶことはできても、「代理」「補佐」など、そのまま呼ぶにはなじみにくいものもあります。
したがって、「代理」や「補佐」については、「○○部長代理」「○○課長補佐」などとは言わず、単に苗字を呼ぶようにしているところが多いようです。
ところで、某金融機関では支店長以上には肩書きにさんをつけ「支店長さん」と呼ぶのが社風となっています。社風であれば、社内で言うのはかまいませんが、うっかりお客様はじめ他社のかたの前で「私どもの支店長さんが……」と言ってしまうことのないよう、気をつけたいものです。
白沢節子
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