ポイント解説

就業規則(服務)


第39条(遵守事項)
会社で遵守すべき事項を個別に記載していきます。懲戒ではここの事由に違反しているかどうか問うことになります。

(第2号)暴力団排除条例により記載します。

(第4号)他人による打刻、申告を禁止しています。
指紋認証や静脈認証による勤怠管理が増えつつあります。その場合、「認証システムを使用して」と書き換えてください。

(第11号)制服等の着用が義務付けられていない場合は削除してください。

第39条の2(セクシュアルハラスメントの禁止)
セクハラ、パワハラ、マタハラの3つのハラスメントは別規程とすることが望ましいです。

第39条の4(妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメントの禁止)
総称してマタニティハラスメントと表現します。

第42条(内部通報)
内部通報者保護法を準用しています。

第43条(副業・兼業)
ガイドラインは原則推奨しています。

(第2項)副業・兼業の導入の際は、労使間で十分に検討するようにしてください。また、労働時間については副業・兼業先と通算されるため、法定労働時間を超えて社員を労働させた使用者は割増賃金の支払い義務が生じます。