ポイント解説

印章管理規程

第1条(目的)
企業間の取引や官公庁へ提出する重要書類など、会社では印章を使うシーンが多々あります。どこの会社でも社印や、代表者印(丸印)、他にも銀行取引印や部長等各役職者印など会社で使われる印章をいくつか用意されているかと思います。
一般的にこういった印章の管理は、総務部の仕事の範疇とされていますが、取引に使われる印章は、会社の権利関係を明かにする重要なものですので、印章の法的役割を認識した上で、印章管理をルール化する必要があります。
印章の取扱いがずさんな場合には、悪用などによって会社に損失を与えることもあり得ますので、管理担当部門においては、その管理にあたって印章登録台帳等を作成し運用するなど、十分な配慮をする必要があります。